はてなバーガー

自分の血を見るまで近寄らないで

セルビアンフィルム見た

Twitterのフォロワーからオススメされてたけどなかなかレンタルしてるところがなくて

ずっと見れなかったんだけど

 

2駅離れたとこのTSUTAYAでわざわざ会員カード作って借りてみた

 

 

 

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胸糞映画だって聞いてたから身構えてみてたけど

まぁ確かに、結構なもんだった。

普通にネタバレしながら感想書くか。

 

結婚して、奥さんと息子もいる幸せに暮らしてるポルノ男優の主人公が

もう落ち着いてポルノ男優やめようかな~って思ってたタイミングで

得体のしれない謎の男がとる映画に出るよう大金で依頼されて、

しかも脚本を主人公には渡さないで何も教えず、いつも通り女を抱いてくれって依頼してくるんだけど

当然怪しいな…って思いながらもお金が必要な主人公はしぶしぶ出演する。

いざ出演してみたら娘の前でそいつの母親を殴りながら抱け、とか、今度はその娘をだいて女を味合わせろ、とかそういう常軌を逸したことばかりなので

たまらず逃げだしたらつかまって、覚せい剤うたれてなにもわからないまま女を抱きながら殺したり、

兄貴と一緒に奥さんと息子を犯したり、正気を取り戻して兄貴と監督とカメラマン皆殺しにして

なんとか逃げ出すけど完全におかしくなってしまった息子と奥さんと最後に無理心中して終わり…と思いきやそれを撮影してるスタッフがいて「はいカット、死んだ息子から犯してね」ってスタッフに指示するサイアクの胸糞映画だった

 

 

 

 

凄いよ、よく思いつくなこんな話。

思いついてもよく形にしたな。そしてよく公開したな。

そしてこれをよく人に勧めたな。

 

かなりエグい表現とかあって

監督が「もう無理」っていってる主人公を説得するために

出産シーンを突然流し始めたとおもったら屈強な男が赤ちゃんを取り出して

その場で赤ちゃんを犯し始めて「みて!新生児ポルノ!新しくない!?」とかいうのが本当にやばかった

このシーンはマジでやばいと思う

(このシーンは外国だとあまりにアレすぎてカットされてるらしい)

 

主人公にはこの撮影の仕事を持ってきた友達のポルノ女優がいるんだけど

異変に気付いて逃げさせようとしたら鎖につながれて歯全部抜かれて

男のソレをくわえさせてそのまま鼻つまんで窒息死させたりするシーンもきつかった

 

あと主人公には警察官の兄貴がいるんだけど、どうも主人公の奥さんのこといやらしい目でみてたりするし(人んちで興奮してトイレ借りてオナニーしたりする)

主人公の家庭のホームビデオみながら女にしゃぶらせてたりするし危ういな~って思ってたら

最後映画スタッフと結託して覆面被って奥さんを犯しにくるの本当にクズ~~~って感じだった

さっき書いた殺された友達のポルノ女優殺したのもたぶんこの兄貴なんだよな、同じ覆面だったりポルノ女優を口説こうとしてフラれてた描写が前半にあったので。

兄貴がほんまもんのクズ、邪悪だった。

 

最後に主人公が奥さんと息子を兄貴と犯すシーン、最初頭に布袋かぶせられてて尻だけだした状態だったから覚せい剤打たれてチンポに脳がある状態になった主人公は迷わず

奥さん犯してそのあと息子犯すんだど「ここでネタバラし~」つって兄貴の覆面と犯してる相手の布袋外したとたん発狂して全員殺すの、相手が誰かわからなければ人間はどんな行動でもやっちゃう残酷さとか暴力性とか、そういう感じのメッセージ性なのかな~とか考えてた

 

こんな映画だけど笑っちゃったシーンがあって、ラストの皆殺しシーンで

主人公はどんな状況でもギンギンに勃起できるポルノスターらしく

屈強な男が片目だったからその目玉がない穴にチンポをツッコんで倒すシーンがあって

「お前、プロだよ…」って声だして笑ってしまった

 

 

謎の男、監督の取ろうとしてた映画だけど、「俺たちは犠牲者なんだ、犠牲者の映画は高く売れる」とか言ってたけどここら辺はどうやたらセルビアのお国事情とか闇とかそこらへんが関係あるっぽい(頭のいいひとに教えてもらいました)

たぶんこの男は画面の中で怒っている残虐な事を楽しめるその残虐性を問うような映画を撮りたかったんじゃないかな……って深読みした。

 

映画始まって1時間くらいは割と日常というか結構退屈なんだけど

覚せい剤打たれてからの怒涛の狂いっぷりはすごかった。

「STOP!覚せい剤!」って感じの映画だった。

 

終わり。

STOP!覚せい剤